OMEGA X応援活動記

KPOPオタクです。

狂った愛の果てに~LOVE ME LIKEを聴いてくれ~

目次とかないです。




通称ラミライ、この曲からOMEGA Xに입덕したフォロワーが多いのをわたしは知っている………
なぜならアンケートをとったことがあるから。


KARD好きなオタクはたぶんラミライも好きでしょ(きめつけのやいば)

イケメンが愛に狂う曲は最高って古事記にも書いてある。
ただ愛を求めておかしくなってくんじゃなくて受け入れたうえで沈んでいく様子がね、いいんですよ。


例の如くわたしが好きなところをベラベラ書き連ねていくだけです。




ハンギョムの「OMEGA X」点呼(?)から始まりXENが歌い出しを担当しています。

XENってほんとうに第一声目で観衆をグッッと掴むの上手くないですか…
ずっとカメラ目線ではなく少し目線を外して余韻を感じさせるジェスチャー、こちらの関心を惹くのが上手だと思います。


“来世は俺の心に君しかいないように”って激重いこと言ってるのに振付は上半身を反らして流すような、受け入れるような振付なのがアンバランスで好(ハオ)。



“ 항해 항해 널 향해 향해 ”
君に向かって航海するんだ

この語感すごくいいですよね…
前パートのイェチャン・テドンの歌詞に合わせてではあると思うんですが“君の元へ向かうよ”、ではなく航海なのが良くて、すみません語彙力なくて。


ここヒョクが真ん中から歩いてくる振付で、その一歩目“君に向かって”がゆっくりなのが曲が表す愛の重さをより感じられて好きです。
愛に足を取られて歩みが遅くなったのか、愛(君)を噛み締めているのか。



ラミライの和訳出してないのですぐ見たいって方わたしのTikTokで我慢してください すみません。

TikTok - Make Your Day



続いてジェジェ(ジェハンジェヒョン)のパート。


11人いるのにステージに2人だけ残す選択肢あるのすごない?

この2人、曲中で結構な頻度で掛け合いをすることが多いです。
WGOでも書きましたが、この2人は宗教性を生み出すのに特に長けている2人だなぁと思います。それぞれ系統は違いますが。


ジェヒョンとジェハンさんのパートで神聖さと儚さを感じていると、


“되돌이킬 수 없단 걸 잘 알아 난”
取り返しがつかないことなんて分かってる


とハンジョンフンが「俺は覚悟決まってるのに今さら逃げるなんてしねえよな?」と言わんばかりに鋭い眼光と空いた胸元で追い討ちをかけてきます。

そしてトドメのハンギョムから始まるサビにつながります。これがギョムフンです(違います)。


1人ずらし→中→外に動いていく構成、気持ち良すぎだろ(ティーダ




セビンのここ、だいすきです。
今回セビンはあまりパートが多くないんですが、その中でもバッチリ印象付けてきます。

ここのカッカッカッカッ(太鼓の達人じゃないです)てヒットやばくないですか??
そしていつもニコニコしてるセビンのこの冷たさを感じる表情、ギャップで殺しにきてませんか??


LOVE ME LIKEといえばハンジョンフン、という方も多いのではないでしょうか。まあ本人もそう言ってますが(過去インタビューより「LOVE ME LIKEはほんとうに僕に似合ってると思います」とのこと)。


わたしはここのセビンがLOVE ME LIKEのミステリアスさを高めてるな〜と思います。
ちょっと口角あげて微笑むのもセクシーだけど、あえてほとんど感情を出さないのが、愛に静かに沈んでいく様子に拍車をかけていて好きです。



1番から2番への移り変わりで数人がはけていくんですが、どのLOVE ME LIKEのパフォーマンスを見ても特にスリートップのケビン・セビン・ジェハンさんがはけるほんとうにギリギリまで曲に合わせた表情演技やパフォーマンスを続けるんですね。

こういった細やかな職人芸を見ると惚れ惚れしてしまいます。


2番はOMEGA Xが誇るアツい男ソンハンギョムからスタート。


“Baby tryna kill’em”
俺を殺すつもりなんだろう

“Ohh Ma baby baby UR too hot to handle”
君は魅力的すぎて手に負えないよ

ハンギョムほどの男でさえ愛する人を目の前にすると何もできなくなるんですね……………



“돌아가기엔 늦었고
戻るにはもう遅い

우린 계속해서 진행시켜야 해”
俺らは進み続けなきゃならない

1番の歌詞の「航海」とかけているような歌詞が好き。




“ 야해 ma darlin', darlin' ”

誰だよキムテドンにこの歌詞当てたの


ここのテドン、めちゃくちゃしっかりヒットを打ったり一発KOされそうなエルボーをかましたり力強い部分もあり

かと思えば“야해そのものやろ”みたいな振りもあり


このパート、なんだろう、愛に溺れておかしくなっていく自覚はありながら真正面からぶつかって主体的に狂気を受け入れていくような………わかりません、誰か言語化してください。



ここまで言及したところで見ると、それぞれのLOVE ME LIKEが感じられるような気がします。

XENやセビン、ジェハンさんは自分がおかしくなっていくことを自覚しながら、それを受け入れさらに深みに沈んでいく“静”の狂い方で

ハンギョムやテドン、ヒョクは真正面からぶつかりさらにのめり込んでいく“動”の狂い方に見えるんですね…

ハンジョンフンは自覚した上でさらに堕ちていこうとするし、こちらの腕をがっしり掴んで道連れにしようとしてきます。



미친 우리 사랑 끝에
狂った俺たちの愛の果てに

혹시나 네가 사라질까 난 두려워
君は消えてしまうんじゃないかと怖くなるんだ



え、ええ〜〜〜〜〜〜〜!?!?!?
急にそんな、弱気に〜〜〜〜〜〜!?!?オタクはそういうギャップに弱いんでやめてください。
雨に濡れた仔犬を見つけた不良ってこんな気持ちなのかな。

自分を抱きしめるようなジェハンさんのジェスチャーもずるいです。


このパートの全体の動線が上の感じなんですが
波が引くように少しずつ4列に整列するんですね。

ここで思い出すのが1番の「航海」の歌詞で
波が静かに引いていくように君も消えてしまうんじゃないか、と。



Don’t let me be lonely
俺をひとりにしないで

この後に続くハンギョムのラップをさらに際立たせる、イェチャンの切実で力のこもった「ひとりにしないで」

WGOのときも書いたんですが、イェチャンはこういう雰囲気のきっかけ作りと感情を込めるのが上手だなぁと思います。
元々ボーカルだとは思えないくらいラップも上手ですよね。



そしてラスサビへ向けて盛り上がりを最骨頂まで持っていくハンギョムのラップ。


てかやっぱここのハンギョム怖いよね?怖良い。



걷잡을 수 없이 커지는 내 마음과
抑えられず大きくなる俺の心と

같은 마음이길 바래
同じ気持ちだと願うよ

너도 날 원하길 바래
君も俺を望んでくれ


「違うよ」って言わせる気ないね………

前述のジェハンさんの不安気なパートもここのハンギョムの愛の狂気を高めるための演出だからね…………わたしの感想ですが………………



2番は1対多数が多いダンスの構成になっていて、1にあたるメンバーが移り変わる瞬間の振り付けがすごくすきです。


このイェチャン→テドン→フィチャン→ケビン→フィチャンの部分ですね。

腕の振り付けで視線を誘導することで1にあたるメンバーが目まぐるしく変わってもガチャガチャしなくてすき。


そしてLOVE ME LIKEといえばラスサビ足ダンッッッ身体グルンッッッですよね!!!!!!



ここのセビンやばいです。体格の良さもありますが迫力とキレがダンスがダントツすぎる。

いちばん端にいるのでパフォーマンス動画では見えないのが悔しいところ…定点カメラと下のリンクの動画を見てほしいです。

こちら⏬
🔗OMEGA X(오메가엑스) 더보여줘🤩 싹보여줘😍 막보여줘😎 LOVE ME LIKE [BEHIND VER. PERFORMANCE] | PineAppleStudio - YouTube

この動画全員ふざけ倒しててかわいいのでぜひ見てください。



ヒョクさんしんどいステージ上位にLOVE ME LIKEがはいるそうで、確かに彼ずーーーーっとステージにいて踊ってます。


でも歌のパートは要所要所なんですよね。けれどそのパートは曲のタイトルである「LOVE ME LIKE」を歌っていることがほとんどです。
これはヒョクがいかにそのパートの要点を捉えてパフォーマンスで魅了できるか、という信頼があるからなんだと思います。

実際ラスサビでセンターにきて力強いダンスで全体を引っ張ってくれます。


LOVE ME LIKEは音番パフォーマンスがほとんどないので個人チッケムも少ないです。なんならチッケムない子もいます。

🔗[The Scoop] 오메가엑스 OMEGA X - LOVE ME LIKE (LIVE) - YouTube

なんとこちらの動画、サビ直前〜終わりまでを擬似リレーダンスのように全員分ソロで見れます。


サビ終わりの半ターンで大幅に立ち位置がズレるんですが、固定カメラなためいつも通り真剣に踊って最後見切れちゃう子たちと、意識してカメラにおさまるように調整している子たちの違いもたのしいです。



ほんとうに音番出演が少ないのが悔やまれる素晴らしい曲だと…思います…。
ラミライみたいな曲が好き!という方はKARDやチョンハも聴いてみてくださいね。


最後まで見ていただきありがとうございました。